灯台下暗し(ことわざ)
灯台とはろうそくを立てる台のことで、
遠くは明るいが、そのすぐ下は暗いという意味です。
つまり、身近な情報には案外うとかったり、
簡単なことがかえってわかりにくかったりするものです。
「灯台下暗し」ということわざは、
物事が身近すぎて気づかないことがあるという意味です。
灯台は遠くを照らしていても、
その真下は暗いということから、
自分の身近なことや簡単なことに気づかない様子を表しています。
ことわざと意味、由来などの解説
「灯台下暗し」ということわざは、
本来は灯台ではなく、ろうそくを立てる台のことを指していました。
ろうそくは遠くを照らしますが、
その真下は暗くなってしまうことから、
身近なことに気づかないという意味になりました。
ことわざからの教訓
身近なことにも気を配ることが重要です。
なぜなら
大事なことが身近にある場合があるからです。
あなたは今日、身近な人に感謝の気持ちを伝えましたか?
ことわざを使った小話
ある日、小さな村で村長が貴重な宝石を探していました。
村の中をくまなく探しましたが、
どうしても見つかりませんでした。
しかし、その宝石は、村長の家のすぐ近くの木の下に落ちていたのです。
村長はそのとき、「灯台下暗し」だと感じました。
同じような意味のことわざや格言
「近くて見えぬは睫(まつげ)」
近くのものほど気づきにくいという意味です。
まとめ
「灯台下暗し」ということわざは、
身近なことや簡単なことに気づかないことを教えてくれます。
私たちは、身近なことにも注意を払うように心がけましょう。
そうすることで、大事なことを見逃さずに済むでしょう。
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